こんにちはピスチコです。
思えば最初に北島マヤに出会ったのは、中学生のとき。
きっかけは友達から借りた「ガラスの仮面12巻」
マヤがヘレン・ケラーを演じるシーンで、ライバルの姫川亜弓のお母様がサリバン役、
2人の熱いやりとりにすっかりどっぷりハマる。
古本屋に通って1巻から少しずつ集めて、何巻まで集めたかは忘れてしまった。
その後成長した私は、もう大人だから漫画を卒業しようと処分。
処分しちゃったんです、あっさり。
あの頃は潔かった。
注:この先ネタバレ的な内容が含まれますので、ガラスの仮面49巻までをまだ読んでいない方はご了承の上お読み下さい。
不揃いなコレクション
結婚してから、ある日突然「ガラスの仮面」を読みたくてたまらなくなる。
仕方がない、また1巻から買おうと本屋さんで、文庫サイズを発見。
1冊あたりの単価は高いけど、内容は2冊~3冊分ありそう。
ところがこの文庫本の23巻が出たあと、その続きは漫画本サイズの単行本で先に出たので、
買っちゃうでしょ、待ちきれないもの。
その結果私の「ガラスの仮面」は
こんな感じに。


これで今読める、ガラスの仮面のストーリーがすべて揃っています。
思えば49巻が発売されたのが2012年10月5日、
あれから5年、もう、忘れちゃう。
2016年の夏「別冊花とゆめ」に50巻の一部が読める付録がついた。
だから、きっともうすぐだと期待してから1年。
50巻早く出て、今この状態は生殺し。
50巻で終わると勝手に予想
待ちくたびれたのもあるけど、何より紫織さんが心配。
この後、速水氏のマヤへの気持ちに耐えられず手首を切るんですが、それからかなり病んでいきます。

49巻ではほとんどのシーンで白目を向いている、度重なる数々の奇行。
セレブで美しい方なのに、この展開。
もっと気がかりなのは、亜弓さん。
失明寸前なのに「紅天女」の試演まで手術をしないと言い張っています。
見ていられません、稽古シーン切なくて。
この状態を見る限り……
あきらかに終わりにしたいでしょ。
終わる気まんまんだと思うんです。
それに最終的に「紅天女」を亜弓とマヤのどちらが演じるか、もうすぐ決まります。

49巻で真澄とマヤもこじれて和解せず、誰ひとり幸せではありません。
マヤはやっと紫のバラの人に会えるのでしょうか?
もう、会わせてあげて。
この先どうなるのかを見届けたいのもあるけど、
「キャラ達を楽にしてあげたい」という気持ちも芽生えてきて
50巻で、もうそろそろいいんじゃないかと。
これだけの大作を創り上げた美内すずえさんはすごい。
連載ストップや50巻の発売の遅さに、いろいろな憶測が流れていますが。
連載40周年、おめでとうございます。
美内すずえ先生について
美内 すずえ(みうち すずえ、本名:西尾 鈴江)
1951年2月20日生まれ
日本の漫画家
兵庫県生まれ大阪府大阪市西九条出身
既婚者
引用:ウィキペディア
美内すずえさんは現在66歳、最近の舞台挨拶の感じではお元気そう。
実家は理髪店で幼少期はよく映画を見に行ったそうです。
そして手塚治虫さんの漫画にハマり、母親から漫画を読むことを禁止され、
それならば自分でと、漫画を描き始めたそうです。
宗教がらみの噂もありますが、厳密に言うと宗教ではないみたい。
Wikiによると、「O-EN NETWORK」という精神世界を追求する団体を今も主宰しているそう。
こんなに深い作品を手がけていると、きっといろいろ大変だと思うし期待されるって、荷が重いと思う。
ラストはもう決まっている
なんでも、20年も前からラストシーンは完成しているんだとか。
ネットでは「5年も待たせるな」、「さっさと続き描け」など様々な声が飛び交っている。
美内先生は他にも未完成の作品が3つくらいあるし、きっとじっくり考えて進むタイプ。
ガラスの仮面のキャラ達のこの表情が大好き。

ずっとこの顔でストーリーが続くわけではないですよ。
でも、この「THE・白目」こそこの漫画の好きなところ。
ガラスの仮面でマヤと亜弓のどちらかが演じるであろう、「紅天女」ですが、
これは舞台劇として、美内先生監督で実際に演じられているとか。
やっぱり「ガラスの仮面」は漫画が面白い。
オリジナルを生み出すのはすごく大変なことだとわかっています。
来年の春くらいには、50巻の気配を感じられますように。