こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
私はライフオーガナイザーという片付けの資格を持っていて、ライフオーガナイザーを名乗る権利を持っています。
資格を取って2年経ちましたが、実際に片付けたのは自宅と実家の一部と知人のお宅。
全く稼げる気配はありません。
私には情熱が足りないのだとわかっています。
なぜなら、しっかり稼いでいるライフオーガナイザーも存在するからです。
アンチではないしデスる気もなし
ブログの中の人である私と、読んで下さる方との交流はSNSがメイン、ブログのコメント欄は苦手。
だけど必要だと思うので、お問い合わせをブログに置いています。
そこに数通の「ライフオーガナイザーのくせにこの出来損ないめ」と言うお問い合わせを頂き恐縮です。
そのことで片付けの事を書くのがちょっと面倒くさくなっていました。
ライフオーガナイザーという言葉にも以前のように親しみを持てなくなって。
この資格があることで私になんかメリットあるのかな?とまで考えました。
どんなご意見でも反応があるのは実は嬉しくて、それが例え「片付けの資格なんて世の中に必要ない」と言う意見だろうと、
「ライフオーガナイザーの認知度が低すぎるからネットに悪評がない」と言う意見だろうと、
いろいろな考えの方がいるのだと思い知らされました。
よくわからないため息をつく毎日、「もっと楽に、もっと生きやすく」を私の内面から打ち崩すような壁にぶつかってしまいました。
人の話を聞くのは結構好きで、どんなヘビーな話でも最後には笑わせる自信があります。
そして気がついてしまった、私は自分の事を人に話すのが苦手だという事に。
正直に話すのが苦手、ありのまま話すのが苦手。
ちょっと変えて格好良くしてから、オブラートに包んで話すからもう半分詐欺かも知れない。
良く考えたら、自分ですべて解決してきているじゃない?
そこまで心許せる相手がいない、人を信用するのが苦手だから。
アンガーマネジメントの講座を受けたときに感じた、怒りが自分の容量を超える事はないなと言う判断は正しかったと思う。
今自分が受け止められなくなっているものは怒りではなく一体何?それがわからない。
誰かに話して楽になりたいけど、この人になら話そうかと思える人にまだ出会えないでいる。
心の中で何かが消化不良を起こし、とても苦しい。
「助けて」と意思表示するのが少し遅かったのかも知れない。
答えは大阪に落ちていた
1人旅していたらなんだか楽になったとか、USJに行ったら楽しくて忘れたとかそんなオチではありません。
悩んでいるのは自分でもわかっていたし、誰かに慰めてもらいたい気持ちでもいた。
そして「頑張って一緒に続けようよ」の類の言葉ではダメなのもわかっていた。
登壇したオーガナイザーたちの話の中にも私が欲しかった答えはなく、
せっかくの機会なのにテンションが低く、たくさんの交流のチャンスを棒に振ってしまった。
やる気がなかったわけではなく、最後列に座るのが精一杯だったのです。
自分がこの中の一員だと思えない違和感のまま過ごしていたら、
私の隣に座ってたくさんの話をしてくれた人がいました。
それは本当にたわいもない話から始まり、仕事、子供、旅の話。
「ライフオーガナイザーだけど片付けの仕事はしていない」とあっさりと話す彼女は、
「これからも続けるんですか?」と言う私の質問に「やめる理由がない」と答えた。
あまりにも潔い一言。
彼女は将来のビジョンがあって、そのことも話してくれた。
自分の家がどんどん使いやすく機能的になっていることを私はすっかりここまで忘れている。
優しい言葉だけが人を楽にするわけではない。
そしてどんなに探しても、今は決定的な理由が見つからない。
なので、私はこれからもライフオーガナイザーでいようと思う。