こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
突然ですが、墾田永年私財法って知っていますか?
あなたが耕した土地はあなたのものになりますよというやつ。
日本の資本主義のはじまりとも言われています。
「耕した土地は永久に自分の物」なんて言われたら、耕しまくって自分の土地を増やしまくってやる。
ダンナと私、死ぬ気で耕せば1日でどれくらいだろう?
娘と息子も手伝ってくれるはず、それにしても息子(小2)はあまり役に立ちそうにないし、娘(中1)ならどうだろうとブツブツ声に出して妄想していたら、「お母さん、私を勝手に耕すチームに入れないで」とクレームが入る。
墾田永年私財法の時代に貴族がしたこと
「あのね、耕すと言ってもね、その時代は鍬(くわ)とか使うんだよ。」娘、呆れて私を見ている。
あぁそうなんだ、あんまり深く考えてなかった。
それは大変そうだ、使い物になる畑にするまで時間も根気も必要。
まだまだ土地がたくさん余っていて、そんな時代もあったわけね。
耕したもの勝ち?一見平等にも感じるこの制度はそんなに素晴らしいものではありませんでした。
お金を出して農民に畑を耕させ、自分の物にする貴族のやり方、これが「荘園」の始まりです。
朝廷は身分によって決められていた荘園の広さを自由化したことから、貴族たちは積極的に荘園を広げて行くわけです。
平安時代になって藤原氏等の有力な貴族たちが政治を行うようになると、自分たちに都合の良い決まりを使って、税金を払わなくても済む方法を考え出すわけですが(不輸の権)、もうこんなに昔から「自分さえよければいい」政治は始まっていました。
根が深い問題ですね、令和の今も残るこの政治に対する不快感の原因は?
キャッシュレスに思うこと
便利?最初はそんな気もしたね。
でも面倒くさい、アプリをダウンロードして設定の段階で何人も脱落するPayPay。
PayPay、WAONにnanaco、VISA、とりあえずキャッシュレス決済を常用しているけど、なんだか最近現金払いが一番シンプルで良いんじゃないかと思い始めてる。
いくらワンステップでも入金の手間が面倒だし、541円ジャストで小銭が払えたときの快感に勝るんだろうか?
「キャッシュレスなら5%還元しますが、どのキャッシュレス決済かはそのお店によって違いますのでご自分でお調べください。」
もう統一して!キャッシュレスでもクレジットカードの種類によるとかいい加減にして。
イオン系列はWAON関連の支払い以外は5%還元しないとか、知らなくて他の決済しちゃったじゃない。
もう仕組みも何もかも面倒くさい、国を挙げてのキャッシュレス決済一押しな感じに疲れました。
所詮私も昭和の人間ですので、50円玉を握りしめてお店でお菓子を買った経験者です。
子供にWAONを渡して買い物させるのに、違和感を感じます。
1万円入金してWAONをそのまま置き忘れる、そんな人間です。
そして何度もコンビニで置き去りにしています。
便利さに疲れるなんてことがあるんだな。
無理してキャッシュレスなんてしなくて良いはず、いずれにしても消費税還元は2020年6月まで。
そして国は消費税還元のための財源をもう使い果たしたそうですので、駆け込み需要に対応できるのかが心配です。
自動車走行税は2020年から実施予定?
北海道民に対する日本の冷たさをいろいろ感じるんですが、一つがこの走行税です。
車なしでは、生活しにくい北海道民にどうしろと?
そもそもこの税金の仕組みはアメリカが電気自動車対策のために始めたもの。
将来的にガソリン税を徴収できなくなる、新たな財源確保のために生み出された税金です。
まだ日本の電気自動車普及率が低いのであまりピンときませんが、電気自動車に乗っている方は今ものすごくお得に道路を走っています。
燃料は電気なので、そこに車に関する税金はかかってこないのです。
それは不公平だろうと、みんなに平等に税金かけましょう、それが走行税です。
それでガソリン税がなくなれば、ガソリンは今の約半分の値段になるとか。
結局毎日車を使う人にとっては、走行税に切り替わっても、あまりお得なことはないと思うのです。
入試が変わる
もうこちらは決定なので、今中学1年生のお子様をお持ちの方は該当します。
この間とある塾で「入試に関する説明会」に出席しました。
だって自分の子の入試から実施されるので気になるじゃないですか。
じゃ、「今年入試だから関係ないね」って方もちょっと違うみたいです。
今年の受験問題からすでに、その傾向が現れると言われているから。
この対策を発表しておいて今年何も変わらなかったら、この対策自体たいしたことないと思われてしまいます。
それを避けるために、今年から問題の傾向は変わると専門家の間では予想されています。
- 時間が45分→50分(問題の量が増える)
- 思考力、判断力、表現力を活用して解く(問題が変わる)
- 60点満点→100点満点(差が広がる)
正答率1.9%
全国学力・学習状況調査において、今年初めて中3で導入された英語のテストの問題にとても印象的なものがありました。
今の時代を生きる、それこそ思考力、判断力、表現力なしでは解けない問題です。
これからの問題は記号で答えられるようなものが減ることになりそう。

海外のある町が、外国人観光客にも分かりやすいタウン・ガイドを作成するために「学校」を表す2つのピクトグラム(案内用図記号)のうち、どちらがよいかウェブサイトで意見を募集しています。どちらかの案を選び、2つの案に触れながら、あなたの考えを理由とともに25語以上の英語で書きなさい。
この問題の難しい所は、一つの案を選び良い理由や自分なりの意見を書いても正解にならないところです。
2つの案に触れなければいけません、そして海外の町が外国人観光客のためにというのも難易度を上げる条件。
そして、それを英語で答えるなんて、個人的にお手上げです。

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