こんにちは、ピスチコ（pis_chiko）です。
「テレビで観たよ、帯広なんかすごいことになってるけど大丈夫？」
大阪にいる妹からLINEが姉に届く。
天気予報で雪予報でも全然降らない、もしかしたらこのまま春きちゃう？
やっぱりそうはいかない、「帳尻合わせ」なんて言葉が北海道のトレンドに入ってしっかりやってきた。
55年ぶりとか、53年ぶりとか記事によって微妙に違うけど、半世紀ぶりに大雪のターン。
１２０センチ？１２４センチ？１２９センチ？いろいろ言われているけど、もうその辺の誤差はいいとして。
そんな大雪になった町が見てみたいなんて人は、今すぐ飛行機に飛び乗って十勝帯広空港へ。
行ってみたいけど来られないって人に気分のおすそ分けで、グリーンパーク付近探索して写真撮ってきました。
2025/2/４～大雪の記録 part.1
上の写真が「今年雪少なっ」と喜んでいたころのもの。
そして下の写真が一晩で行われた帳尻合わせの結果、今までの分全部まとめてドーンと降った後。
雪は最初はさらさらしていて軽いのですが、水を含むとべたべたして重くなり雪だるまを作るには最適なべた雪になります。
住民の私たちは、スコップやスノーダンプで家から車までの道を作り、通常通りの生活を取り戻そうと試みるわけですが、その代償で腕に筋肉痛、腰痛などを伴います。
なんだかやけに暖かくて、今年の冬余裕と思っていた人も少なくないと思います、もちろん私もその一人で、雪が降って急に冷え込んで対応できず風邪をひきました。
2018年の大雪、覚えてますか？あれは3月でしたね。
あれがあったから、なんとなく嫌な予感はしていたけれど。
油断してはいけないと、頭の片隅にはみなさんあったはず。
帳尻合わせって残酷だなと、受験シーズンに学校まで休みになるこの現状に思います。
グリーンパーク横の遊歩道は除雪済、いつも通り朝のランニング可能。
歩道はあるけれど突然途中から除雪していないところもあるので、そういう場合は来た道を戻り車道を歩くしかありません。
氷祭りの前だったらお城が建っただろうな。
置くところがなくて雪をグリーンパークに捨てているからどんどんたまっていきそう。
こちら、今年の1月後半の写真。
平和だったころのグリーンパーク。
夏には芝生になるんだけど、冬にこんなに雪がないのも珍しい。
2025/2/４～大雪の記録 part.2
おなじみのグリーンパークの時計塔の頭にも雪が積もり、子供たちが大好きな遊具にもちょっとたどり着けそうにない。
誰かが歩いた形跡が、でも道はない。
もう進めなそうなのでこの辺で、現場からは以上です。
2018年3月1日のスーパーヒーローの皆さん
こちら2018年3月1日の写真。
私は家の前でスタック、そこから脱出まで1時間以上。
この方たちに助けていただきました、今でも忘れはしません心から感謝しています。
菓子折りもってお礼に行きましたが、本当にああいうときの親切は心にしみるものです。
私は一方的に助けてもらっただけでしたが、困ったときはお互い様、雪が降るとみんな助け合います。
スタックして動けなくなったら、どこからともなくスーパーヒーローがやってくる、私の住んでいる町、北海道帯広市はそんなところです。
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