こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
「頑張って」と言う言葉は使わない方がいいよとある人に言われた。
使い方に気を付けた方が良いんだなと、腑に落ちた。
「頑張って」と言われるとプレッシャーを感じるとか、なんだかイラっとするとかそんな場合もある。
「頑張って」よりも皮肉混じった「お疲れ様」や「ご苦労様」が苦手。
なんか心の底からイラっとすることがあるから。
シチュエーションや気持ちが入っているかも重要。
多様性の時代ということで「頑張って」の受け止め方もいろいろあるけれど、なんだか素直に喜べないのは本来の意味とちょっとズレているからかもしれない。
気分のいい「おつかれ~」で終わる一日も、もちろんある。
「頑張って」の何が問題か
本来ならば「頑張って」は励ましの言葉だったはずなのに、この広い世界で唯一過労死する国民と言われる日本人には荷が重かった。
右から左に流していけばよいものの、「頑張って」で何かが発動し自分の限界を超えて無理をしてしまうのが問題。
「頑張る」の本来の意味は・・・
頑張る(がんば・る)
1.あることを成し遂げようと困難に耐えて努力する。気張る。
2.ゆずらず強く主張し通す。我を張る。
3.ある場所を占めて動こうとしない。
引用:三省堂大辞林
頑張っては「困難に耐えて努力するんだよ」「ぜったいゆずっちゃだめだよ」ってこと。
もっとマイルドな感じで、励ますような背中を押すような気分で「頑張って」の言葉を使っていると思うけど、本来の意味はもう少し残酷。
例えば受験生にあまり言いすぎると病むかもしれない、そんなデリケートな一面も忘れてはいけない。
子育てに見る「頑張って」
子育ておける頑張っては「勉強しなさい」に置き換わることが度々ある、「あ~もう今やろうと思ってたのにお母さんに言われたからやる気なくした」
うちの場合ほとんど逆効果。
だけど言わずいられない、母の立場では少しでも成績をあげてなるべく良い高校に入ってほしいと思ってしまう(息子中1の場合)。
今年長女が共通テストを受けるので寄り添ってきたけれど、すべては数字で切られていく世の中。
勉強だけがすべてじゃないとは思うけど、解答用紙はマークシートだし令和6年の今でもまだまだこの辺シビアだ。
人並外れた優しい心を持っているとかそんなのも数字で可視化できたら、昭和から変わらないこの受験システムも変わっていくのかも。
「SDGs学習」と言ってバス学習に行ったりしている最近の子供たち。
貧困問題を解決とかいうけど、日本は貧困になるシステムをせっせと作ってここまできているから頑張ってもどうにもならない問題。
サステナビリティを本当に目指すなら義務教育でしっかり投資を教えたらいい、チャートの読み方とメンタルコントロール、感覚の良い子は財を築くでしょう。
頑張らない勇気
ブログのサーバーの引っ越しや新規HPの作成、あと送りにしていたことを片付けたくて寝不足が続いた。
5日目くらいになんだか耳に違和感。
何とも言えない不快感、三半規管が異常をきたしている感じ。
セルフマインドコントロールしたつもりで、眠いのも我慢してそれこそやりすぎた。
だから頑張るのをやめて、5日目の夜はすべて放り投げて寝ることにしてみた。
耳は痛くはないけれど、突発性難聴のような感じもして治らないなら明日は耳鼻科かな。
そう思って気を楽に、ストレッチもさぼってもう寝てしまえ。
要領よくなんてできないんだし、頑張ったって知れてるよ、身体が悲鳴上げてるじゃない。
妙にストイックになる瞬間がある、自分の気質が厄介だ。
結局1日早寝して、朝起きたらケロッとしてた。
調べたらストレスで突発性難聴や耳の不調が起きることがあるらしい。
自分で自分に鞭打ってもこんな現象が起きるわけで、これがオフィスワークとかチームワークじゃなくて本当によかったと思う。
1.「頑張る」は日本人の悪い癖を凝縮した言葉に感じる。
2.「頑張って」の言葉はあいさつぐらいの意味しかもたない気がする。
3.「頑張れ」と余計なプレッシャーを与えるくらいなら言わない方がマシ。
「頑張って」「頑張れ」は囁くくらい優しく言うか心の中で言うのがベストなんじゃないか。
不幸のさなかにいる人に「頑張って」とは実際言いにくく、そんなごたごたで疎遠になってしまった友達とはいまだに笑って話せない。
お子さんが難病になってしまった恩師にかける言葉がみつからなくて、いやこれはさすがに「頑張ってください」はないな、黙って話を聞くしかできなかった。
言う方のエゴが入る場合がある、傷つけてしまう場合もある。
人を励ましたり勇気づけるのは結構難しい。
だけどひたむきに頑張ることは素敵で、努力はいつか報われるでしょう。
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