こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
「北海道って外国みたいで憧れる、一度は行ってみたい」
東京の友達はだいたいそう言って、遠い目をするのです。
私に言わせれば東京は最高だと思うんですけど。
きっとタピオカミルクティーのめちゃめちゃ美味しいやつ、簡単に手に入るだろうし。
…いや、そうじゃなくて。
東京は都会であってちょっと足を延ばせば温泉や高原、ディズニーと何でもそろってる。
冬は暖かくて幸せだし、夏はクソ暑いけど、電車に乗ればクーラーキンキン。
やっぱりあれかな?ないものねだり。
北海道帯広市に住んでみて
粘土みたいに四国と九州を合わせてコネコネして伸ばしても、北海道にはかないません。
どんだけ広いの?と疑問をお持ちの方に、サラッとご説明。
- 帯広→札幌 高速道路で約2時間半、汽車は特急で3時間14分
- 帯広→根室 高速道路で約3時間30分、汽車は特急で4時間13分
- 帯広→函館 高速道路で約5時間30分、汽車は特急で6時間(乗り継ぎあり)
- 根室→函館 高速道路で約8時間30分、汽車は特急で10時間51分(乗り継ぎあり)
北海道のはじからはじまで移動するのに、丸1日かかる計算です。
帯広市は北海道の真ん中辺りにあるので、どこに行くのも比較的楽なほうだと言われていますが、地図で見るとお隣で近そうに見える釧路でも、約2時間かかります。
はじから目指すと8時間かかるところに、真ん中なので4時間で行ける感じ。
知床・羅臼も日帰りできるあたり、いい位置だということにしておきましょう。
タウシュベツ川橋梁、ぬかびら源泉郷
帯広から車で1時間40分、2時間切ったらもう近い部類に入る感覚、掴めた?
テレビで観て行きたくなった、いつ崩れるかわからないと言われている幻の橋。
でもここ、行ってみたらすごい場所、知床よりもある意味インパクトが強い。
橋を近くで見たいあなたは、ぜひ許可証を貰うか有料ツアーを使って、行けるところまで踏み込んでください。
とりあえず見えればいいと言う場合、私と同じ路駐コースで行ってみてください。
天気は曇りの平日昼間、観光客はまばらです。
ヒグマ出没注意
私たちはファミリーで行きました、大阪から1人バイクで来られた男性の方が「誰か来ないかなって待ってたんです、一緒に行きませんか?」
「クマ、出るんですかね?」
クマに慣れている感じに見えたのかい?いやいや。
クマに会ったら死んだふりとかジグザグに逃げるとかそんな知識はあるけど、試したことはない。
実際にクマに遭遇して、ジグザグにうまく走る自信はないし、死んだふりをして演技だとバレない自信もない、それでガブりとやられたら人生終わっちゃうじゃないか。
でもここね、本当に出てきそう。
同じヒグマ出没地域でも、知床みたいにたくさん人がいれば怖くはない。
都会から来た人はリアル肝試しになると思う。
ガサッと言う音や黒い塊(岩や木の根っこ)に心底ビビッてみればいい。
正直ね、私もちょっと怖かった(笑)
はいここ肝試しの入り口ね。
展望台まで
なんかカンカンって聞こえるなって思ったら、クマよけに音を出しながら歩いている人がいた。
そういう場所です。
もしかしたら…、ね。
だけど想像をはるかに超える美しさ。
原生林、ヒグマが出てくるかもしれない森の中。
さぁ、進んで。
道が綺麗だから撮ったけどこっちじゃない。
虫がすごいから、ハッカ水持って行くといいと思う。
実際進むのはこっち。
足元気を付けて、もちろんスニーカーで、長袖上下がベスト。
大丈夫だって、クマだって人間になんて会いたいわけないじゃん。
コロポックルいるかも?残念、心の綺麗な人にしか姿を見せない。
着いた、こちらがタウシュベツ川橋梁。
展望台からズームでミラーレス撮影。
こちらは展望台ではなくて、違う場所から。
ぬかびら源泉郷
ぬかびらを通って帰ります。
温泉やキャンプ場があり、癒しの場所と呼ばれてる。
ぬかびらの町、ノスタルジーすぎてちょっとめまいがした。
今回の大発見(閲覧注意)
歩いている途中、これ見つけたの。
蛇の抜け殻、中身はいなかったけど初めて見たよ、こんなにスルっと脱皮するんだね。
触ってみたらカサカサだけどものすごく丈夫な代物だった。
これね、縁起物だとか。
「蛇の抜け殻」で検索してみて、メルカリとかいろいろ出てくると思うんだけど…。
人気あるんだね、持ってくればよかったかなと、ちょっと考えてしまった。
そんな水曜日の午後でした。
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