こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
最近ワクワクしてる?
スマホを開けばAIが「これ好きでしょ?」と差し出してきた動画が並び、指を滑らせれば誰かが誰かを論破している殺伐とした風景。
かつてのインターネットは、もっとカオスで、不便で、でもとんでもないお宝がどこかに隠れている、宝探しのような場所だった。
今のネットは情報が多すぎて、見たいものさえ全部見ることができない。
今日は僕たちが失った「あのワクワク」を取り戻すための、反逆の話をしよう。
今回は一人称は僕、二人称は君でお送りします。
アルゴリズムの「中の人」のホンネ
目次
今のネットを支配している黒幕はご存じ「アルゴリズム」。
こいつを擬人化するなら「君の好みを120%把握した超有能だけど何考えてるのかわからない執事」。
この執事は君の検索結果や滞在時間をミり単位で監視して、「次に見るべきもの」を勝手に決めてくれる。
でもさ、考えてみてほしい。
「好きなものだけに囲まれる生活」って一見天国みたいだけど。
実はこれAIが作った「思考の温室」に閉じ込められてるだけじゃないのかな?
アルゴリズムにとって、君が「えっ?何これ!?知らなかった!」と未知の世界に飛び出すのは営業妨害なんだよ。
予想可能な範囲で画面にくぎ付けになってくれることだけを望んでる。
便利さと引き換えに、僕たちはネット最大の宝物だった「事故レベルの偶然の出会い」を捨ててしまった。
「アルゴリズムって結局何なの?」の答えを考えてみた。
- 君の「好き」を狙っている
- 怒りは最高のご馳走
- 「未知の世界」はコストがかかる
君が過去にクリックしたもの、動画を止めて見た数秒、検索した言葉…。アルゴリズムは君の「無意識のくせ」を全部メモってる。 「あ、この人、夜中の2時にラーメンの動画毎日見てる」とバレたら最後。 次の日から画面はラーメンとチャーシューで埋め尽くされる。 君の「抗えない本能」をピンポイントで突いてくる、ようするにこれは誘惑。
これ、ちょっと嫌な話なんだけど。アルゴリズムが1番喜ぶのは、君が「いいね」を押すことじゃない。「ムカつく!」「ありえない!」と激怒して反論コメントを打ち込むことなんだ。 感情が激しく動けば動くほど人は画面から離れられなくなる。 だからわざと君が嫌いそうな意見や、炎上しそうなニュースを「おすすめ」に放り込んでくることもある。 まさにマッチポンプ(自分で火をつけて自分で消す)のプロなんだよ。
アルゴリズムにとって、君が新しい趣味(例えば今まで興味なかった古典芸能とか)に目覚めるのは、計画が狂うから面倒くさい。 それよりも、「今まで通り猫の動画見てれば満足でしょ?」と予測の範囲内に君を閉じ込めておく方が効率がいい。 これが僕たちの世界がどんどん「予定調和」でつまらなくなっていく最大の理由なんだ。
- アルゴリズムは超優秀だけど、空気が読めない。
アルゴリズムから逃げるには
じゃあどうやってその檻から脱走する?
難しいことじゃない、システムをバグらせればいい。
「おすすめ」の逆を行け:たまには、全く興味のないワードを検索窓に叩き込め。
AIに「こいつ、何考えてるんだ?」と思わせるくらい自分の守備範囲を大きくかき乱して混乱させる。
「いいね」を無視して自分の「好き」を信じる:誰にも評価されなくても、自分だけがニヤリとできるブログや、誰も見ていないマニアックな個人サイトを巡ってみよう。
数字のつかない世界にこそ、本物の熱量が眠っている。
「沈黙」を恐れるな:何か言わなきゃ、反応しなきゃという強迫観念を捨てよう。
一昔前のネットは一方通行で、もう少し気楽だった。
スマホを裏返して、情報の濁流を止めて、君自身の「本当の言葉」が湧き上がってくるのを待って。
結論:インターネットの「主権」を取り戻せ、ネットは死んではいない。
ただ、アルゴリズムという分厚い膜に覆われているだけ。
その膜を破るのは君の「好奇心」、誰かに用意された「おすすめ」のレールを降りて、あえて不便な、あえてカオスな、誰もいない場所へ足を踏み入れてみよう。
僕たちが大好きだったあの頃のインターネットは、今も君が「自分の意志」で検索窓を叩く瞬間に、ひっそりと息を吹き返す。
「検索履歴のフルコース」を台無しにして、さぁ今日は何を探しに行く?
アルゴリズムをバグらせた記録
- 「ポテトチップス 一番かっこいい 割れ方」(AI:画像検索で「幾何学模様」と「カルビー」の狭間で迷子になる。)
- 「定規を使わずに 直線を引く 精神統一」(AI:文房具を売りたいのに、なぜかマインドフルネスの広告を出し始める。)
- 「縄文時代 合コン モテる髪型」(AI:ホットペーパービューティーと歴史資料館の融合)
- 「タイムトラベター 忘れ物 ランキング」(AI:忘れ物防止タグの広告を出しつつカテゴリを「ファンタジー」に変更)
- 「月面 草むしり バイト 時給」(AI:タウンワークの機能を維持しつつ、宇宙開発のニュースを無理やり差し込む)
- 「こんにゃく 自分が食べられてる時の気持ち」(AI:クックパッドが「感情」という新ジャンルを開拓し始める)
- 「明日 道端で 100円ひろう 確率の上げ方」(AI:金融情報として扱うべきか、スピリチュアルとして扱うべきか困惑)
- 「トイレットペーパーの芯 第二の人生 成功例」(AI:リサイクル情報と自己啓発セミナーの広告が混ざってカオスに)
ネットで遊ぼう!知ってる?Google隠しコマンド
太字の部分を検索窓に打ち込んで検索してみて、AIモードでは機能しないよ。
- 一回転/do a barrel roll:画面が時計回りに360度回転
- 斜め/askew:画面が少し斜めに傾く
- Google Gravity:画面上のパーツが重力で下に落ちる
- Google Space:画面が無重力状態で漂う
- スプラトゥーン:インクボタンを押すと…
- たけのこの里(きのこの山):マークを押すと、ご想像通りのことが起きる
- 67:これ一番好き
- 塊魂:アイコンクリックして画面をえらいことにしてみて
- 隕石:衝撃を体験して
- パックマン:パックマンがプレイできる

「フォロー外」という名の魔境へダイブ
今のSNSは「自分の好きな人」しか見えない檻の中。
たまにはその檻を自力で脱出して。
ハッシュタグ検索で、あえて「#(自分の趣味とは真逆な言葉)」で検索し、最新の投稿を100件くらい眺めてみる。
全く知らない誰かの、全く興味のない日常。
そこにはAIが「価値がない」と判断し切り捨てた、生身のインターネットが待っている。
結局のところ、アルゴリズムは「効率」を求めている。
でも僕たちの人生を面白くするのはいつだって「非効率な寄り道」や「無意味な出会い」だから。
明日からはAIが差し出してきた「おすすめ」を半分くらい疑ってかかろう。
今日はもうログアウト
さて、ここまで付き合ってくれてありがとう。
いろいろ「もの申して」きたけれど、結局のところ、ネットはただのハコ。
そこを「息苦しい監視社会」にするのも「ワクワクが止まらない秘密基地」にするのも、画面の前の君が「何に心を動かすか」にかかっている。
ネットに自分を定義させるな。
君の「好き」も「嫌い」も、全部君だけのものだから。
この記事を読み終わったら、一度スマホを裏返しにして、目の前にある「鮮明度100%の現実」を思いっきり吸い込んでみて。
画面の中の1万人の「いいね」より、今、君が感じているその「違和感」や「好奇心」の方が、ずっとリアルで尊いのだから。
それじゃ、また。
アルゴリズムが絶対おすすめしてこないような、世界の片隅で。












