こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
あなたにはどうしても手に入れたい物がありますか?
私が欲しいのは「綺麗な素肌」それだけ。
Never Give Up
私は答え探しを諦めなかった。
男性の身体に生まれたけど「私は女性だ」と女性として生きていくことを選択するくらい、
もしかしたらそれ以上の執着と忍耐力で。
生まれつき肌が綺麗だったら、こんなに悩みもせずに淡々と生きてきたことでしょう。
20代の頃には狂ったように化粧品にお金を使って、解決策は何かないか?
苦しみもがいていたのです。
スキンケアや肌についても調べて、勉強しました。
そして肌には個性があることも、化粧品の効果に大きな個人差があることも知りました。
これは他人任せでは叶うことはないと。
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ありとあらゆる方法
いろんなことを試してみた。
外科的な手術で皮膚を丸ごと取り替えるのが絶対早いなと、そんなことも調べた。
火傷などで顔に傷を負った場合、目立たない部分の皮膚と取り替える手術がある、それにも憧れる。
もうそれくらい酷かったから、
自らの力で再生するのは無理だろうとあきらめ、
私は1人、冷静に血迷っていた。
コスメカウンターにて
苦手だった場所が、いつしか好きな場所に。
仲良しの美容部員さんができて用事もないのに行きたい場所になる。
私があまりにも化粧品に詳しいので彼女は、「この人かなりのコスメフリークに違いない」と思ったそう。
実際にはコスメフリークを通り越して、もっとヤバいところまで登りつめていた気がする。
私の過去の話を洗いざらいすると、「そんなこと信じられないくらい肌が綺麗だ」と営業トークだとしても嬉しい一言。
私は良く人を褒める、人の良いところを見つけるのはちょっと自信があるので、本当に思って言ってるだけ媚びもお世辞もない。
そこで「そんなことないですよ~」という人は面白くない人、この返しは自信満々で来て欲しい。
アトピーは遺伝する?
子供たちに、私の体質が遺伝するのが心配だった。
特に息子は私にすべてがそっくりで、肌も乾燥する。
「このままではヤバいな」と思ったことが何度かある。
アトピー性皮膚炎は激しい痒みがあり、強く出る部分がだいたい決まっている。
膝の裏、肘の裏、首、顔、耳が切れる、そしてこの箇所に限らず皮膚のどこにでも起こる。
3歳くらいの時息子も身体を痒がり、アトピー性皮膚炎なのかと私を暗くさせたことがある。
小児科受診、「まだアトピーだと断定はできないけど」と言われヘパリン類似物質配合の「ヒルドイド」という薬を処方される。
美容目的で使う大人が多いので問題になっている薬、聞いたことがある方もいるはず。
このクリームを塗っていると、息子は痒がることもなく、肌の乾燥が治まってきた。
ある日の小児科定期受診で、薬を出すことを断られる。
「この子アトピー性皮膚炎ではありませんし、この先もし乾燥するようなら市販のクリームで十分です。」
嬉しいような哀しいような気分で、病院に通うのをやめた(通院期間約2年)。
個人の皮膚科ならヒルドイドを出してくれるのかも知れないけど、
担当の小児科の先生、とてもキッチリした方で(笑)
お医者さんはこのくらいのほうが安心できる。
子供をアトピー性皮膚炎にしないために
自分もそうだから、よくわかるんだけど…
アトピー性皮膚炎は表皮に全然水分が足りない、肌の基盤がもうガタガタだから塗った側から乾いていく。
お風呂に入ると痒いとか、暖まると痒くなるのはもう完全に皮膚の水分が足りない。
だからお水を多めに飲ませることと、肌の保湿を小さい頃から子供たちに続けさせてきた。
子供に保湿は必要ない?、健康な肌ならそうかもね。
うちの子たちはイエローゾーンなので健康な肌と同じ扱いはタブー。
息子はベビーローションを、娘はオールインワンゲルの軽めのやつを。
顔はもちろんだけど、特に冬場は身体もチェックしてお腹や足もカサカサしたら塗る。
これは予防対策だと思って続けてる(息子はたまにサボるけど)。
とりあえず今のところ娘も息子もアトピー性皮膚炎ではない。
乾燥を放置したら寝ながら掻いているときがあるので、保湿は子供の肌にも効果がありそう。
この予防が本当に効果があるかわからないけど、何もしないよりマシかなと。
試みることの大切さ
「〇〇ってクリームが乾燥にいい」
「〇〇っていうサプリメントが免疫力をあげる」
「〇〇っていう化粧品の開発にはアトピー性皮膚炎の人も多数関わっている」
なんとなく気になったら全部試してきた。
失敗して体中気持ち悪い蕁麻疹が出たり、痒くて眠れないくらい顔が痒くなったり赤むくれたりと、
まぁ色々あったし、お金もどれだけ使ったかわからない。
諦めないってすごいこと。
諦めるのはいつでもできるし、
本当に全部試してみたのかわからないうちは、あきらめるのは早い。
諦めなければ、まだ見込みあると信じてる。
投げ出してしまえば楽になるかもしれないけど、
臆病になってチャレンジしないと何も手に入らない。
いまだって痒い日はあるから現在進行形として、
これも自分の肌の個性としてまるっと受け止める。
自分の肌を好きになろうと日々努力。
「失敗は成功のもと」
失敗して落ち込んでいる時間はもったいないので違う方法を試すべく、
次のステージに進もう。