こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
先日Facebookを見ていたら、500円で断捨離の漫画が手に入るキャンペーンに遭遇してつい申し込んでた。
ちなみにこれは送料で本の料金は0円なんだって。
どういう内訳でもとりあえず、500円払って1,200円の本がもらえてまずはよし。
「やましたひでこの断捨離塾」への入塾を強く勧められるメールが特典動画とともに連日届き、なかなか面白くて、特典動画はしっかり再生。
そして「お財布の断捨離」は動画見ながら終了してしまうのでつい言われた通りに、お財布からポイントカードを抜き取ってた。
断捨離が気になるんだもの
目次
Twitter(X)見ていると断捨離の話をしている人が毎日数人いて、その言葉を目にするたびにこっちまで引っ張られて「やらなくては」と勝手に思い、こんなに強い言葉はなかなかないなとそのたび思う。
漢字を単体にしてみると、断って捨てて離しなさいって全部負のエネルギー?と思ってしまうけど、ミニマリスト計画遂行中の私の場合、もっと強くなじってもらってかまわない。
ちなみに詰る(なじる)は相手を問い詰めて非難する、悪い点を責めるという意味。
もう無条件で「今日断捨離する」ってつぶやいてる人を尊敬するし、なんかその人がすごいことを成し遂げる気がして気になる。
「断捨離」はもう日本語として「片づける」の最上級の動詞で、かなり新しいアップデート入った後なんじゃないかと勝手に思ってる。
そしてそのくらいキツイ言葉を投げかけてくれないと、モノも情報も勝手にやってきてたまっていく。
明日から本気出す
明日から○○ってやつはほとんど本気じゃないでしょ?
「ダイエットは明日から」ってやつと一緒で。
入り口のとっかかりの部分は本当に大事。
優しくしなくていいからわかりやすく、できたら3文字くらいでやる気にさせてくれってことで「断捨離」最高じゃない。
面倒くさいこと抜きにして、「断捨離します」ってのはまず不要なものが何なのか落ち着いて考えてみようってことで、とにかく誰かが「断捨離」とツイート(ポスト)しているのを見ただけで私は背筋が伸びる。
「断捨離します」はただ「片づけます」っていうより心に響く。
なんで断捨離が気になるんだろう
断捨離とはどういう意味?
断捨離とは不要なものを断ち切り、物への執着心をなくすことで、身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のこと。
断捨離のそれぞれの文字には断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)の意味がある。
「断」は入ってくる要らないモノを断つこと。
「捨」は家にあるガラクタを捨てること。
「離」はモノへの執着から離れること。
断捨離はやましたひでこさんが生み出した造語で、「モノを捨て、片づけることで、心のガラクタもスッキリ整理し、人生をごきげんに変える方法」という生活術。
ミニマリストの定義を知って
ミニマリストの頭の中を想像したら、実行するには家族持ちで子育て中には難しかった。
ミニマリストが最初に手放すものは「テレビ」と何かで読んで、やっぱりテレビを捨てることには抵抗あるけど、実は最近あまり見ていない。
聞いてて心地よいので「ミニマリスト」は好きな言葉のひとつ。
部屋の中がミニマムにピカピカで、いつテレビの取材が来ても困らない家に住んでいた友達が言ってた。
「痩せてる=清潔感、だから痩せたいと思うし、痩せてる人からは清潔感を感じる。」
多分これはわがままボディではなく、もっと薄っぺらい身体になりたいってことだと思う。
この清潔感の意味するところは本来の清潔不潔の意味を超えた、人間の身体を家に例えて、ぜい肉を不要なものと考える思考ではないか?
彼女は潔癖症の完璧主義で周りの人からの評判はあまりよくなかったけど、私には共感できる部分や勉強になることが多くてよく家に遊びに行った。
はっきり言ってあれだけきれいにするにはかなりの努力がいると思う、飾ってある小物にほこりがついていたことがない。
拭き掃除もマメにやると洗剤なんかいらなくて、水拭きだけでピカピカになるんだって。
必要最低限のものだけで暮らす、ものだけの話ではなく全部つながっていそう。
ミニマリストは間食も滅多にしないんだろうな。
断捨離がなんでこんなに知れ渡ることになったのか?
これは単純にわかりやすかったから、たったの3文字のシンプルで耳慣れた日本語。
やましたひでこがこの言葉を生み出したのはすごいことだと思うけど、いつしかこの「断捨離」は言葉として独り歩きして、本来の意味と近いところにいながら少しずつずれ始めて。
きっとその人それぞれの理解で「今日断捨離する」と宣言して部屋の中から不要なものを追い出すんだろう。
それにしてもやましたひでこって人は太っ腹で、お金なんかかけなくてもYouTubeで全部話しちゃってる。(…と思ったら全部「続きは入塾したらおしえるわ」っていうさらっとした導入動画だった)
「運の断捨離」
「コスパ思考の断捨離」
「文房具の断捨離」
「床の断捨離」
「取り越し苦労の断捨離」
「鞄の中身の断捨離」
「未練の断捨離」
「化粧品の断捨離」
「無駄の断捨離」
「現実逃避の断捨離」
これ無限に作れませんか?
おもしろそう!って思った人は入塾してみるといいかも、1か月1,980円(税込2,178円)でメルマガや動画で本家本元の断捨離に触れられます。
まだまだあるからYouTubeでチェック。
断捨離依存症
「断捨離依存症」「拒物症」なんて言葉はじめて聞いて意味を調べたら、捨てることが快感になり捨てまくる、捨てなくてはという強迫観念に追われている状態のことを指すらしい。
やっぱりこの言葉は力があるから、使ったり実行する人に影響力がすごそう。
永遠に残っていくか、流行で終わってしまうのか?今の段階ではわからない。
アンチの声もちらほら、何事も限度があるわ。
ネットワークビジネスさながらのやり方だとか、まるで宗教だとか。
だけどCocco作詞作曲ダンシャリアン(断捨離案)は、かっこいい仕上がり。
ダンシャリアンとは断捨離を実行する人のこと
ダンシャリアンとはあらためてモノと向き合うことで、自分と向き合う人。
それは、モノにとどまらず、コト、ヒト、さらに観念へとシフトしていく。
ダンシャリアンとは、断つ痛み、捨てる不安を覚悟して受け入れ、勇気をもって手放していく人。
そして、必要なモノは、必要な時に、必要なだけ、
手にすることができる、と自分を信頼しようとする人。さらに、必要なモノ、コト、ヒトは、
必要な時に、必要なだけ、与えられる、と天を信頼できる人。そう、ダンシャリアンとは、覚悟と勇気のある楽天家。
ただただ、モノを棄てているだけの人ではありません。引用:やましたひでこオフシャルブログ
断捨離のゴールは「断捨離®検定1級」の資格だそう。
「断捨離®検定1級」を持つことで「断捨離®トレーナー」にチャレンジできる。
かかる費用は結構高そう。
断捨離とは?
断捨離ひとつとってもネット上は情報過多だけど、当初は生活術と紹介されていたわけだし、「Life hack」の一つとしてとらえるのもあり。
今の「断捨離」という言葉の立ち位置は「Life hack」的なところにいると思う。
そして自分を戒める言葉のひとつとして私は「断捨離」を使いたい。
「断捨離®検定1級」を目指そうとは正直全く思わない。
だけど、ちょっと上からイタいとこついてくる、断捨離塾の動画は見ると癖になる。
そんなものまで「断捨離」ってやるものなの?例えば「運の断捨離」ってちょっとテーマ大きすぎない?
ただ家の中スッキリさせたいだけなのに、なんかえらいことになってきた。
だけどとりあえず宣言しとく。
覚悟と勇気のある楽天家、ダンシャリアンに俺はなる。
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