こんにちは、ピスチコです。
薄着の季節がやってきますが、問題ない方ばかりでしょうか。
「明日からやろう」と毎日緩い決意を固める私です。
もしあなたが美容と健康を意識したダイエットを考えているなら、最高に幸せな状態ですよ。
ダイエットの必要がなかった過去2回の体調不良
私は常に痩せたいなと思いつつ生きてきました。
しかし・・・過去にもっとも病んだ高校時代、36キロまで体重が落ち制服のスカートはぶかぶかで肌もボロボロに。
メンタルが病んでパニック症候群による過換気の発作を起こし、何度も救急車のお世話になりました。
結局入院して精密検査の結果、身体は健康だとわかるのですが。
心が病むと物が食べられなくて、高カロリーの点滴をしても痩せていきました。
そして次に病んだのが2人目出産後。
もともとアレルギー体質でしたが30歳を迎えるころ、それまで酷かったアトピー性皮膚炎がほとんど引っ込みます。
はっきりした要因はわかりませんが・・・
もしかしたら結婚という大きな変化が、たまたま精神的にプラスに傾いた結果かなと思います。
2人目の臨月を迎え、咳が止まらない日々が続いていました。
産婦人科で私の様子に気がついた看護婦さんに「病院に行った方がいいよ」と強く勧められます。
そして私の体調が悪く赤ちゃんが大きくなってくれない、予定日の月に入った最初の検診で、翌日出産することに突然決まります。
産後の入院中に総合病院なので診てもらうこともできたのに・・・
私はそのまま退院しました。
咳は止まらない・・・そしてある日息苦しくなってきました。
30代後半で喘息発症。
診てくれたのはすごく良い先生でしたが、とても若い先生で経験が豊富とは言えない。
実はこのとき、私の苦しさは喘息だけのものではなかったのです。
夜中に苦しすぎて、家族そろって救急外来へ・・・
その頃頻繁に受けていたステロイドの全身点滴は、続けると身体が壊れてしまいます。
もちろんそんな状態で授乳はできず、泣きわめく息子に看護婦さんがミルクを作ってくれたのを今でも良く覚えています。
ベンチで寝てしまいそうな娘と息子を抱いた主人に感謝しつつも、点滴が終わってもまだ苦しい。
「まだ治らない?」と看護婦さんに不思議な顔をされます。
そして私は自分がパニック症候群の気があることを思い出します。
喘息について
私、喘息との付き合いはあまり長くありません。
でも一度発症すると一生付き合う病気、というか体質です。
アトピー性皮膚炎と深く関りがあり、どちらかを持っている方はアレルギー体質と呼ばれます。
私のように両方あっても片方づつ発症する人が多いようです。
普通は日々の吸入薬で済むのですが、重症化すると呼吸困難を引き起こし、最悪死に至る病です。
でも、今は喘息で死亡する方は激減しています。
それは喘息は管理する病気だと、認識が進んだせいですね。
ダイエットどころではありません
結局、食べないとどんどん痩せてしまう・・・焦ってなんでもいいから食べようなんて思う毎日。
基礎体力が落ちているので、食べることはおろか眠ることまでがすごく難しい。
結局私は「苦しくなって死んでしまうのでは?」という不安から、過換気症候群を引き起こしていたもよう。
診察で何度か訴えてみても、先生は「喘息の発作と過換気が同時に起こるなんてありえない」の一点張り。
ある日の診察で、ようやく私の願いが通じて過換気症候群であるかを調べてくれた。
血液検査やレントゲン、他の病気の可能性も調べた。
そのあと酸素飽和度(血液中にどの程度酸素が含まれているかを示す指標)が正常か?
血液がどの程度アルカリ性に傾いているか?
・・・を調べて、ひどく重症な過換気症候群であると診断された。
そしてそれは喘息発作と多分同時に起きていて、息苦しさの恐怖から慢性化していた。
もし医学的に喘息発作と過換気が同時に起こることはないのなら、私の喘息発作はこのときおさまっていたはず。
ならば、ステロイドが全身に影響を及ぼすようなあの点滴をちょっと投与しすぎでは?
医者に言われるままかなりの回数を受け、その後錠剤も服用したけど、とにかく体調が最悪だった。
でも私は医者ではないので、真意のほどはわからない。
そして心療内科へ
どんなに点滴をしても、息苦しさは止まらない。
今考えると誤診だとはっきりわかる。
でも軽度の喘息の発作を起こしていたのも事実。
結局私を魔法のように楽にしてくれたのは、デパスという名の白い錠剤。
それは安定剤でした。
母乳で育てたい、でも安定剤を飲んだらそれはどんどん難しくなる。
私はその頃、母乳育児の大切さを学び母乳の良さを知っていた。
そしてすごく良く出る乳の持ち主で、1人目は難なく完全母乳をクリア。
2人目も、もちろんそうなると信じていた。
ミルク育児はズボラな私にはきっと難しい、消毒とか人肌程度とかできるか不安だ。
でもやるしかない。
このまま眠れない日々が続き体力を落としていくよりは、薬を飲もう。
とにかく眠らないとすっきりしないし。
本当にこの身体がじんじんするプレドニンという薬が必要か、はっきりするかもしれない。
私は本当に喘息で苦しいのか?
息苦しい原因
身体は健康でも息苦しさを感じる人が世の中には結構多い。
肩こり・肋間神経痛・過換気症候群・過呼吸・パニック症候群など原因はさまざまで、なかなか完治しない人も少なくない。
メンタル的なものを過換気症候群・運動によるものを過呼吸症候群と分類されているようだが、身体の状態はほぼ同じで酸素飽和状態から身体が呼吸を制御するため窒息感を引き起こす。
紙袋などを口に当て自分の吐いた息をもう一度吸い込むようにすると落ち着く場合もあるが、初めての発作では有効かわからない。
私は上記の病名すべての診断を受けたことがあり、その病気のつらさが良くわかる。
死なないとわかっていても、救急車を呼んでしまうくらい苦しい。
ダイエットの季節
喘息を発症した私は、結局妊娠する前よりもがっつり痩せました。
そして今、喘息なんて忘れるくらい元気になりもちろん体重も・・・
油断すると増えていきます、当たり前です。
私がダイエットを決意するときはだいたい・・・
- 元気です
- 食べ物美味しいです
- 良く眠れています
- 放置している問題はありません
- もうすぐ夏がきます
病気でダイエットできなかったり、投薬のせいで体重の増加が否めなかったり、いろいろな状態の人がいます。
私は食べたくても食べられない、食べても痩せていく恐怖も味わったので、なおさら思います。
ダイエットするなんて幸せ!
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でもまだ本気でやるとは決めていません。
実はストイックな性格なので、やり始めるといつも本気なのです。
なのでなかなか決心に至らないのです。
私のダイエットは体重ではなくサイズダウン重視です。
エクササイズの時間が必要です、時間のオーガナイズがうまくいっていないので今は始められません。
どちらにしても、美しくなりたいからダイエットしようなんて幸せな状態です。
悩みがあると日々苦痛でダイエットどころではありません。
身体に支障があると、それが食べる事に関係のない足の痛みだとしても食欲が落ちるのが人間です。
そして喘息は息が吐けなくなる病気。
過換気は息が吸えなくなる気がする病気。
どっちもすごく苦しいです、調べてみたら喘息の人は苦しいから頑張って呼吸しようとすることで過換気状態になりやすいそうです。
息を吐けないので、吸えないのです。
でも私、あのときお世話になって私を過換気だと認めてくれなかったお医者様を少しも恨んでいません。
ものすごく一生懸命対応して頂き感謝しています。
自分の身体のことは、結局自分が一番わかるような気がします。
病院は好きじゃないけど、息ができないと苦しくて不安になり行くしかありませんでした。
そして新生児を抱えた身、なんとか元の身体に戻りたいと思いました。
ダイエット幸せ5箇条
- 自分の意志でダイエットを決意するなんて、良好な精神状態。それだけで素晴らしいと思います。
- あなたは食べ物があるのに我慢しなければいけないほど、食べ物が豊富な環境にいます。
- ダイエット後の体型ビジュアルがはっきりしているほど成功します、サイズを意識しましょう。
- ストレスを溜めるよりもたまにはスィーツやお酒をたしなみましょう。
- 健康のためでも美容のためでも美しくなろうと思った時点でもう素敵です。
…何を偉そうに。
今日から寝る間も惜しんで、とりあえず日課の腹筋を倍に増やします(笑)
そして、この記事の内容が懐かしい気がするくらい、私は元気になりました。