読書は伝染する、本好きに囲まれて気がつけば読む人になる方法

こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。

本を読むのは面倒くさくて億劫という方に送ります。

実は私自身が読書は苦手で。

 

ところが最近は、今まで読まなかった分を取り返す勢いで読書に励んでおります。

例えば本を買った場合でも読み始めるまでが長い、読み始めると早いんだけど。

最近図書館で本を借りる時は、欲張らないことにしてる。

ミニマリストなら電子書籍推し?

本の上で本を読む女性

タブレットやスマホひとつで済んじゃうんだから、電子書籍を選ばない理由なんてないはず。

だけどPCで仕事したり、スマホで遊んだり、そのうえ読書まで端末でとなると目が疲れる。

眩しくて結構辛くなってくるので、画面上での読書はしない。

 

本は読まない主義の人でも、スマホでニュースを読んだり、わからないことを調べたり、活字を全く読まない人なんていないでしょう。

ドライアイも深刻なので、読書は紙ですることにした。

アナログいいじゃない、デジタルよりもマイペース。

 

経済的、また断捨離的な面からも、本は図書館で借りるのが手っ取り早い。

タダで読めて、読み終わったら返せるなんて素晴らしい。

血縁関係のほとんどが本好き、だけどなぜか女性だけ、私の周りの濃い人間関係は書物をこよなく愛する女の集まりでできている。

 

読書好きな男性が本について熱く語るのを聞いたことがない、本当に縁がなかった。

本好きな男性に免疫がないので、キラキラした目で語ってくれたら一発で恋に落ちそうだ(笑)

男性は本を読まないのではないかと思うくらい、本の話をしたことがない。

 

本を読むと言葉を覚える、恥ずかしながら知らない言葉がまだたくさんあるもので。

本をたくさん読む人は例外なく話が面白い。

ボキャブラリーが豊富な会話は楽しくて、いつまでも続く。

活字の魔法

色とりどりの本とそれを持つ手

今はYouTubeを見る人が多い、動画の方が簡単だし理解しやすいので子供にも大人気。

映画も素敵だと思う。

だけど活字は本当にすごい。

 

実在しない風景や場面が見えるんだから、想像できるんだから。

そしてそれは人によってきっと違う、同じものを読んで違う場面を見ることができる。

そして読み続けていると頭の中に言葉のビルが建つかのように、ボキャブラリーが豊富になる。

 

脳が訓練された感じ、前より読むのが早くなり進化してる。

脳内変換で映像化された活字の素晴らしさ、引き込まれる、もう止まらない。

面白い本は読む時間を選ばないと、予定外の寝不足が待ってる。

 

何より活字の魅力を私に伝えてくれたのは実は娘、中2、14歳。

多分彼女は相当な冊数本を読んでる、その代償か視力は家族で1番悪い。

マンガだって字を読んでることには変わりないから読んだ方が良いと彼女は言う。

 

テレビのドラマよりも活字が楽しい理由は何?

活字は押しつけないでしょう?登場人物にしても、どんな顔をしているのか?どんな声なのか?ある程度は説明されているけど自分で想像できる部分があるでしょう?そこは自由じゃない。

殺人系、ミステリーホラー系好きですよね?

犯人か被害者になりきって読んだり、内容によっては第三者として見てたり、内容によるけど楽しそうな役になりきって読んだり。

 

気がつけば思いのほか早く読み終わり、今日下巻を借りてきた「楽園」では、私は主人公の女性になった気分で読んでいる。

主人公以外誰になればいい?まだ下巻を読んでいないので茜のことはわかりかねるし、誠子のことも良く知らない。

等のことを今必死で調べているのにわかるわけがないし、その母には嫌でも感情移入する。

何を読んだらハズレない?

読むべき本は?何を読んだらいい?と他力本願にならない方がいい。

他人が面白いというから読むのは、やっぱり食べ物と一緒でハズレもある。

〇〇賞を受賞していようがそれは一緒で、まず図書館で10冊くらい借りて見たらいい。

 

それでやっぱり本が面白いと思えなかったら読まなくてもいい、別に本を読まなくても生きていけるし、全く問題ないと思う。

マンガしか読まなくてもしかり、いたって問題ない。

ハズレの中に隠れてる大当たりを見つける日まで。

コロナ禍の読書

本がカモメに変身(笑)

自分のメンタルがこのコロナ禍でやっぱり少しやられていたことに読書で気がつく。

今まで面白くて読んできた著者の作品がどうも重くなってきた。

もしかしたらこの著者はすこし心が病んでるのではないかと気の毒になる始末。

 

読書でストレス解消するには内容を選ばなければいけなかった。

そんなことも知らずにやみくもに手を出してきたけど、世の中が変わってしまった以上柔軟にいかなければ。

そんな風に思えたのも読書のおかげ。

 

一緒に働く人で、本当に本が好きな人がいる、彼女を仮にKさんとする。

娘が本が好きで私もそこそこ好きだと伝えると、急に距離が縮まった。

娘の誕生日プレゼントはもちろん本で、とにかく好きな本を10冊買えと言う。

 

「大丈夫全部文庫にするから」、なんて言いながら持ってきた本の合計金額がなかなかなもので、最近は文庫も安くはない。

Kさんにその話をすると今どきの子にしては珍しいと娘に好感を持ってくれた。

「娘さんはどんな本が好き?今の中学生ってどんな本を読むの?」と娘に興味津々だ。

 

彼女のおすすめを教えてあげると、嬉しそうにメモしていた。

でもまだ話していないことがある。

それは彼女が本を一番最後の1行から読み始めること。

 

娘はいつもそうやって本を選ぶそう。

私は最後のページは大切に楽しみに、その時がくるまで見ないことにしている。

こんなやぶれかぶれな世の中だけど、時間を忘れるくらい夢中で本を読めることに感謝する。

ピスチコ
想像力しだいで、いろいろ楽しめるのが読書

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