こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
私はいつも何か探しているタイプで、今は正しい写真の整理方法を探して漂っています。
この場合の正しいは自分にとってという意味。
最近は写真をスマホで撮る人が9割、
まめにプリントして実物の写真として残す人は減りました。
「今はデジタルの時代だから、プリントなんて必要な時すればいいの」
実は私もそう思っていましたが、楽しいことを放棄してまで物を減らす必要なんてないのです。
撮りっぱなしでスマホの容量が無くなるとか、
どこかにあるんだけどわからないなんて、デジタルの整理はアナログより難しそうです。
最近、写真のために手に入れた物
おもいでばこ
デジタルデータの保管場所を求めて、おもいでばこ(2TB)を手に入れました。
実物を見たくて帯広中の電気屋さんをまわったけど、どこも「お取り寄せ」とのこと。
仕方がないので実物を見ずにネットで注文。
![](https://i0.wp.com/pis-chiko.net/wp-content/uploads/2018/06/20180617_020808-01.jpeg?resize=728%2C1020&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/pis-chiko.net/wp-content/uploads/2018/06/20180617_020737-01.jpeg?resize=728%2C858&ssl=1)
小さくてびっくり、テレビの横にちょこんといても邪魔ではない。
画像も動画も全部ここに入れるだけ。
バックアップも購入すれば万全だけど、そこはクラウドに頼る。
Googleフォト最強に加えて、SONYの製品を使っているとPlayMemoriesがあるし。
ディスクにも焼いてさらなるガードをかけ、おもいでばこにもしまう。
でもこれだけではまだ弱い、デジタルは紛失は一瞬で、クラウドは所詮借り物。
便利だけど、デジタルは壊れてしまえばすべて失う。
クラウドはアカウントやパスワードを忘れてしまい、どこにも紐付けしていなければ使えなくなる。
もちろんおもいでばこも永久的な物ではない。
今日撮った写真をすぐにテレビで見られるのはおもいでばこのすごいところ。
勝手に時系列に並んで、もちろんイベントごとのアルバムも作れる。
ここに入れればスマホから削除してしまっても、専用アプリでまた持ち出せるのもいい。
新しいアップルの画像形式「HEIF」にも対応済。
アルバム
![](https://i0.wp.com/pis-chiko.net/wp-content/uploads/2018/06/DSC_0276-01.jpeg?resize=728%2C410&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/pis-chiko.net/wp-content/uploads/2018/06/DSC_0277-01.jpeg?resize=728%2C410&ssl=1)
L版が300枚収納できるアルバムを、とりあえず2冊。
写真は紙で保管するのがやっぱり安全だから原点に戻る。
デジタル10年、紙100年という現実。
写真は紫外線や湿気に弱いので、そこら辺を気をつければ劣化を遅らせることが可能。
年表を作り、時系列別に保管して、とっておきの写真をよりぬきフォトブックなんてどうだろう?
娘が生まれた頃はスマートフォンはまだ手に入れていなかったので、懐かしの茶色いネガまで出てきた。
紙で残っている物は劣化が進む前にデジタル化しておけばいつでも複製できる。
スクラップブッキングも実は、写真を綺麗に永く保管することを目的としていて一時ハマったけど、
どうも凝りすぎて時間がかかるので、私には向かない。
写真整理のゴール
写真整理の方法は人それぞれで、その人にあったやり方でやるのがおすすめ。
でもゴールはきっと共通で写真を見ること。
どうもデジタルはそこが弱い、ディスクはそれ単体では見ることが出来ないわけだし。
最近の写真はあまりに気軽で、今日食べたランチやふと見上げた空まで記録する。
昔とは写真の意味する重みが全く変わり、撮ることはあまりにも当たり前に空気と化してしまった。
紛失してもいい写真も、大切な写真も同じ扱いなのはきっと後で厄介なことになる。
写真のもつ危険性
写真は時間がかかる?
取り扱いに注意?
大丈夫、それが写真整理だから(笑)
ネットに自撮り画像が当たり前に流れる日々、感覚マヒを起こしがちですが、
写真はものすごい個人情報です、取り扱い注意は当たり前。
やみくもに人に写真を見せたい人ばかりではないのだから。
時間がかかるのはそれだけ思い出がたくさんある証拠。
目の前に広がる写真に時間は止まり、
思い出話に花が咲き、笑いが止まりません。
なにより楽しく
![](https://i0.wp.com/pis-chiko.net/wp-content/uploads/2018/06/Point-Blur_20180617_031411-01.jpeg?resize=678%2C1024&ssl=1)
私がやろうと出してきた写真を、奪い取って自分で並べ始めた娘。
「可愛かったね」「〇〇(弟)にそっくりだね」「小さいね」
ものすごく楽しそうに、ここまで11年の人生を振り返る。
そしてこの行為は、娘にとって自己肯定感を高める時間となりました。
デジタルはすぐに見られないのが難点です。
スマホの画像が味気なく感じてしまう、写真という実物の存在感。
ここはミニマリストになってはいけない領域かも知れません。
手に負える範囲でプリント化しながら、子供たちのアルバムを作成していく予定です。
ほぼデジタルで残している息子の写真は、プリントする前にSDカードを紛失して一部欠落しています。
デジタルで残している人には良くある話なので、無くしたくない写真はプリントしておくのがオススメ。
写真は見ることが最終目的で、デジタル化はゴールではないことに最近気がつきました。
写真は撮る人と撮られる人がいて、
忘れたくない最高の瞬間を残している物だから。
紙のアルバムを指でめくるあの間は、
デジタルにはない、アナログの素晴らしさだと思う。
![](https://i0.wp.com/pis-chiko.net/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png?resize=32%2C32&ssl=1)