こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
今日は娘と共同作業で書いていこうと思います。
彼女の修学旅行のすべて、密着取材。
あの日札幌へ修学旅行へ出かけた娘、2日目の朝食時の写真(学校で購入したもの)を見たら、
みんなすごく疲れていてかわいそうになる。
この疲労を軽減すべく信号がないのに帰ってきてくれた学校側に感謝しています。
札幌のガトーキングダムに宿泊。
学校をバスで出発して1日目の予定をこなし、夜はバイキングを楽しみウォータースライダー満喫。
翌日の予定もあるので寝ない子はいなかったと思われる。
地震発生から避難まで
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地震発生午前3時07分。
「やばくない?」みんな口々にそう言いながら布団に座っていた。
まもなく先生が部屋に来て、「貴重品だけ持って、1分で用意して、逃げるよ」
何度も余震が来るので身体の自由がきかない中、上着を持ってスリッパをスニーカーに履き替える。
扉を開けっぱなしにして、一応部屋の鍵を持って1階ロビーに避難した。
なんでもガトキンは頭上にシャンデリアが多い、聞くだけで恐くなる話。
ホテルの人がタオルと水を持ってきてくれて、パーティ会場らしきところで一時待機。
しばらくしてバスへ避難、バスの座席を倒して少しでも睡眠をとの配慮らしい。
バスの中は寒くて眠れない、結局眠れない子がたくさん。
バスの中に約3時間くらい、少しだけ眠ったけどとにかく寒い。
すぐ逃げられるようにとバスの扉は開けたまま、なんだか落ち着かない。
「とりあえずお腹空いた、今何時だろう?」
少し落ち着いてから
余震も少しおさまりホテルの部屋に自分の荷物を取りに戻る。
スプリンクラーが作動してしまい、すべてべちゃべちゃになった部屋もあったとか。
パーティ会場に戻ってまた待機。
予定の朝食より1時間くらい遅れてやっとご飯タイム。
わりと普通に豪華。
それからパーティ会場に待機。
ウノやったり、はないちもんめしたり、床で寝ている子も。
一応お布団も用意されたけど、全然足りない。
これからどうなるの?
今後の予定は?
信号が消えているのでバスは走れないと判断。
もう一泊するか?どうなるかわからない。
お昼までホテルのパーティ会場で待機、お昼ご飯はカレー。
カレーを食べてまた待機、先生たちがずーっと相談している。
校長先生の判断でバスを手配することに、この状況でも帯広まで走ってくれるバス会社を見つけることに成功。
もうおみやげを買う場所がないので、ホテルの売店でおみやげを買う。
「荷物をまとめてください。」
ホテルからの心遣い、水とチョコレートをおみやげにバスに乗る。
パーキングエリアのトイレで
びっくりしたこと。
トイレが流せないので泥水が大きい袋に入れておいてあった。
トイレは何人かまとめてして、タンクの入り口をずらして泥水を入れる、そして流す。
泥水の袋がとにかく重くて、なんとか2人で持ち上げてタンクまで持っていった。
信号がない中、なんとなく心細く。
きっとかなり用心深くバスは帯広を目指したことでしょう。
私が書いた記事を読んだ娘が修学旅行版をリリースしてくれました。
リアルな体験をお届けできたでしょうか?

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小樽水族館に行けなくなったことと、2日目の予定がすべてホテル待機になったこと。