こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
何度思い出しても吹き出しそうになる、幼いころの思い出を反芻する日々。
すっかり大きくなって反抗期の真っ最中。
女の子が2人欲しいと思っていたのに、2人目は男の子。
1人目は女の子で主人によく似ている、性格も穏やかで何でもそつなくこなし、この春大学生になった。
2人目の男の子は私にそっくりな顔をして中身も似ている、かなりの泣き虫が、今はそれなりにたくましく成長中。
性格がとにかく似ているので衝突するし、お互いイライラポイントが同じで、すぐ喧嘩になる。
主人に「やめなさい」と仲裁に入られいつも不完全燃焼。
すっかり男同士仲良しで、それはそれで我が家は平和。
小学2年生からアイスホッケーを始める
帯広市はウインタースポーツが盛んで、中でもスケートは熱い。
アイスホッケーは氷の上でやるスポーツで、スケートを履いて行う競技のため、スピード感が出て危険な部分もあり、防具で頭の上からつま先までガッチリガードして行う。
きっかけは保育園で、赤ちゃんの頃から共に過ごしたお友達が誘ってくれたこと。
バスケットボールもやらせてみけど、まだ小学1年生でよくわからなかったかな。
体育館の隅っこにしゃがみこんで参加しない日が続き、退団した。
その点、ホッケーは逃げ場がない、リンクに入ったら、やるしかない。
これが良かったのか、7年目に突入。
始めたばかりのころは防具をつけるのも苦行で、最初はほとんど親が装着させるんだけど、サポーターパンツを履かせて、膝にレガースと肘にエルボー、レガースの上にストッキング、上半身を守るショルダー、下半身にパンツ、頭にはヘルメット、何度忘れて取りに走ったかわからない、ネックガードにグローブ。
防具が終わったら続いてスケートを履かせる。
準備でたっぷり30分、直前にしっかりトイレに行かせないと最初からやり直しになる。
全く経験がないことばかりで、周りの人に助けてもらってばかりでここまできた。
リンクに入っても足が痛いとか座り込み、根性のないところを惜しげもなく披露。
だけどやめると言ったことは一度もなく、試合に出れなくても文句ひとつ言わず。
男の子って強いなと、ずっと温度感低めで見守ってきたけれど、最近はあんたのこと立派だと思う。
誘ってくれたお友達が退団してしまった時は、寂しかったみたいで落ちこんでいたけれど、やめるとは言わなかったし、休むのも大嫌い。
小さい頃はその子と、それこそこのまま結婚しちゃうんじゃないかと思うくらい、仲が良かった。
月日が流れて、それぞれに成長したなと思う。
知育菓子のおもひで
それを「知育菓子」と教えたのは私だった、教えなければこんなことにはならなかったのかも知れない。
3歳くらいからつい最近まで、息子はあの何かを作って遊べるお菓子にハマった。
お菓子でハンバーガーを作ったり、お寿司を作ったり、最終的には食べて終わる、それが知育菓子。
「ハンバーガー作るやつ」とか「きのこの山作るやつ」なんて子供らしい表現をすることは一度もなく、すべて一律で「知育菓子」。
「何欲しい?」
「知育菓子」
真っ先にチェックしに行くのは、代わり映えはあまりない知育菓子コーナー。
コスパが悪く、あまり通りたくないゾーンと言えば、知育菓子コーナー。
「お母さん、ちょっときて」と連れていかれるのは、やっぱり今日も知育菓子コーナー。
「知育菓子」と言う言葉を見聞きする度、小さなあなたが真面目な顔して「お母さん知育菓子が欲しい」とねだったことを思い出す。
だいたい男の子って本当に良くわからなくて、宇宙人みたいな不思議な生き物。
今わかりあえた?と思っても通信を継続するのが難しい。
女の子とは違って、買い物にも付き合ってくれないし。
自分の欲しいものがあるときだけ寄ってきて、そんなもんよね。
反抗するのもいいけど、もう少し仲良くしようよ。
何でも良かったんだけど
娘には小学1年生からヒップホップダンスを習わせた。
1年生のお遊戯、学習発表会のなめこの踊りを見て、「お母さん、〇〇にダンスやらせてみたらいいよ!」と強く勧めてくれた人がいたからで、私の判断ではなかった。
今では自分を解放して楽しめる、彼女の得意な事であり趣味となっている。
息子のアイスホッケーは友達が誘ってくれた体験イベントがきっかけになったが、まさかここまで続くとは思っていなかったので、驚いている。
もちろんスタメンではやってこなかったし、実力はどうあれ。
体育の授業でちょっと得意になれる、それでいいじゃない。
やってこなかった人より、どうやったってできるんだから、それでいい。
ちょっと胸を張れる瞬間が、息子にも娘にもあるといいなと思うから。
勉強以外に何か、楽しめて打ち込めることをやらせてあげたかった。
知育菓子の頃は私にべったりだったけど、最近はお父さんラブ。
ちょっと寂しいけれど、男子の会話に割って入れないのは話題に興味が無いからで、もう仕方がない。
なんだかちょっと羨ましいくらいな、男子と女子の境界線。
そして小さい頃から息子のかなりブレないところが、かっこいいとさえ思う。
親バカなのは、重々承知で。

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