こんにちはピスチコです。
日本は13歳以下の子供の数より飼われているペットの数が多い国って知っていました?
先日娘に教えてもらった雑学です。
年末に長崎屋の喜久屋書店でこの本を見かけて、立ち読みしたらすごく面白くて。
うちの子まだ14歳じゃないし、でもきっと気に入るはず。
一緒にいた夫に「これどう?」と意見を仰ぐと…………
「まだ早いんじゃないの?」とか言って、全く興味を示さない。
新年明けて娘に実際に見せて、欲しいか聞いてみると、二つ返事で返ってきたので購入。
もうすぐ11歳(小5)、いずれ14歳になる。
「ミライの授業」は、「14歳に向けた冒険の書」とされていますが、文字サイズや引用ネタが読みやすく、小学校高学年からでも理解できる内容だと感じました。
この本によると、大人は過去の人。
いえ、よく読むと「大人は過去を引きずって生きている」
まったく、悲しいくらいその通り。
1999年7の月に「恐怖の大王」はこなかった
思えば私たちの世代は、2000年に夢を抱いて生きてきました。
そして私たちは世紀をまたぐ、ミラクルな存在。
私はその頃、大手フランチャイズのコンビニエンスストアを経営していました(現在クローズ)。
ストアコンピューターが本部とすべての店舗をつなぎ、レジ操作はすべて記録され、商品管理等すべてシステム化されています。
それが「もしかしたらバグを起こすかも知れない」とその瞬間に恐怖を抱く。
1番左の桁が変わるのは、コンピューターの歴史上初めてのこと。
1999の数字が2000になるとき、コンピューターシステムはぶっ飛ぶかも知れない。
その頃、銀行などでもこのバグを恐れて、いろいろなニュースや噂が飛び交いました。
結局何事もなく、あっさりとその瞬間は過ぎていきましたが、
それは「2000年問題」と呼ばれ世間を騒がせました。
大人だって冒険に出よう
かれこれ約10年前にSNSが普及しだして、世の中がまるで変わりました。
さすが21世紀、噂ではもうタイムマシーンも完成しているとか。
もしかしたら、未来からきた人と知らずにすれ違っているかも。
小学校の授業に、1人1台タブレットを用意される日がやってきます。
もう感覚で覚えているから、操作方法に迷う子はいないでしょう。
これによって、教科書はデジタル化することが決まりました。
私たちの世代、インターネットを便利だとわかっていながら、
「SNSの仕組みがよくわからない」
「登録や使い方がわからない」と、
まだ足を踏み入れていない人もたくさんいます。
なんだかちょっと、もったいない気がします。
子育ての視点から言うと、学校や親が把握できないことが多くなっていくのが心配。
私たちの思春期は、好きな男の子に電話するのも大変でしたよね。
まず、彼ママをクリアする勇気(笑)
学校側からSNSの使い方についての提案はまだないけど、
うちの娘はLINEグループで、お友達と家にいながらグループトーク。
いいとか悪いとかではなく、そういう時代です。
冒険の仕方
あなたの大切なアナログデータをデジタル化しよう。
例えば紙のデータを電子化する。
私は子供の作品はスマホで撮って保存、実物はだいたい処分してしまいます。
アナログをデジタル化すると、物が減りますよ。
辞書も図鑑もスマホでなんとかなるし、
御料理のレシピ本も必要ないでしょう。
SNSでほんわか通信する
私が思うSNSのいいところは、時間と距離を飛び越えることができるところ。
タイムリーに気がつかなくても、後から友達の残した投稿を見られる。
隣にいる人も、地球の反対側にいる人も同じ距離になる。
実際に会わなくてもできることが、こんなにも増えた。
そして実際に人に会うことの大切さは、重みを増した気がする。
SNSでする応援は、いつも近くにいて励ましてあげるのと同じ効果。
疲れてしまうのは、なかった時を生きた人
深夜0時を過ぎるとスマホは私に「おはようございます」とメッセージする。
「私はこれから寝るんだけど、まぁ君は寝ないからいいのか」
今スマホが無くなったら、すごく困る人がいっぱいいる。
そんな相棒のようなヤツ、スマホに疲れてしまうのは?
それは、スマホのない時代を知っていて、そのときの感覚を覚えているからじゃないのかな?
もう、いっそ忘れて、こういう時代なんだと流されてしまおう。
子供たちはこれから紙の教科書じゃなく、タブレットをタッチして勉強するようになる。
ある意味ドラえもんの時代がきた。
そう、今あなた、21世紀の未来にいるんだよ。
「わたしは、わたしの人生をつくり上げたの。なぜなら、わたしの人生が気に入らなかったから」
ココ・シャネル
「未来をつくる法則」
- 法則1:世界を変える旅は「違和感」からはじまる
- 法則2:冒険には「地図」が必要だ
- 法則3:1行の「ルール」が世界を変える
- 法則4:すべての冒険には「影の主役」がいる
- 法則5:ミライは「逆風」のむこうにある
引用~「ミライの授業」著:瀧本哲史