こんにちは「電子化と見える化でらくらく片づけ」を提案するライフオーガナイザーⓇピスチコです。
スマートフォンは未成年の間で急速に普及しています。
小学校高学年のスマホ所持率27.0%、中学生・51.7%、高校生・94.8%(平成28年度青少年のインターネット利用環境実態調査調査結果(速報):内閣府)
これもSNSの急速な普及による自然現象とも言えなくはないですが、高校生はほとんどの子がスマートフォンを持っています。
そして親が子供のスマートフォン利用状況を完全に把握するのは難しくなってきました。
子供のインターネット利用時間を制限するのはどうでしょう?同じく難しく感じます。
スマホ依存を考える
スマートフォンの使用時間が増えている、そしてスマートフォンを見ることをやめたくてもやめられない、
「スマホ依存」が今問題になっています。
子供たちが、SNSやYouTube中毒にもうすでになっている気がして心配でなりません。
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
スマホを長時間使うことは一昔前に心配されていた、「目が悪くなるから」というヤツよりもさらに悪化し、
心の病に発展してしまったようです。
カウンセラーのもとへ「スマホをやめたい」と訪れる人が増えました。
落ち着いて考えれば
個人的にはスマートフォンの使用時間が増えるのは致し方ないと思うのです。
スマートフォンで代替えできる行為が増え、あれもこれもスマートフォンやタブレットで出来てしまいます。
スマートフォンは、ほぼ電源を入れっぱなしなので、立ち上げる煩わしさもありません。
それに電子書籍が充実したことで、本を読む行為はスマートフォンで代替え可能になりました。
本を買って読む人でも、突然どうしても読みたくなった漫画をスマートフォンで読むことがあるかも知れません。
純粋にスマートフォンの利用時間となると、きっと統計で出ている時間よりも長くなる気がします。
スマホ依存症ケースバイケース
コンテンツ接触型依存と呼ばれる、動画やブログを延々と見続ける行為。
人生目標や生活のリズムが定まらない事が原因でおこる依存で、今はテレビよりもスマートフォンをやめられない人が増えました。
PC経由のネット依存よりも、スマホ依存はコンテンツ接触型が多いそうです。
SNSで起こりがちなきずな依存は、同調意識が強い日本人には多くみられ、
常に繋がり続けていなければいけないというネットワーク依存を引き起こし、
見なければ気が済まない、話題に取り残されるのではないかと不安になるなどの症状を引き起こします。
依存の何がいけないか?
依存症の定義
短期的には楽しめても、長期的には利用者の健康や幸せを損なうもので、それにも関わらず衝動的にやってしまうこと
中国では何百万人もの子供がゲームとインターネットの依存症を抱えていて、その治療のためのキャンプもあるとか。
そこでは何ヶ月もかけて親が子供に全力を傾け、セラピストによる治療が行われているそうです。
日本は大丈夫でしょうか?インターネットに関する法律はまだかなり曖昧です。
車が普及して交通事故がものすごく増えたことに対処して、自動車会社が発明したのがシートベルト。
今では法律で義務付けられていますが、そうなる前から自動車会社は利用者に対してシートベルトの利用を奨めてきました。
インターネットに関わる電子機器すべてに、シートベルトの役目を果たす物が発明されるでしょうか?
GoogleとAppleの懸念について
「もう少しで2時間になります、少し休憩しませんか?」遠出をすると車から流れるアナウンス。
あれと同じ事がスマートフォンにも言えて、どのくらい利用したかを把握する必要があることをGoogleとAppleが発表しました。
スマホ依存がこれ以上問題になるのを避けたい、またこの先この状況が続くと状況がさらに悪くなることを懸念しています。
スマートフォンの使用を広め、優秀なシステムの産みの親のこの2社が、なぜ今スマートフォンの使用時間を減らそうとしているのか?
利用者がどのくらいの時間スマートフォンを使用したかを簡単に管理できるアプリなどを開発して、私たちに歯止めをかけたいようです。
30分経ったら電源がしばらく入らなくなるとか、スパルタなほうが依存症防止になるかも知れません。
スマホ依存の原因にコミュニケーション不足があげられています。
ネットワークではなくリアルで繋がることが面倒になってしまったら、
殺伐とした世の中になってしまうでしょう。
ゲームも動画もSNSも楽しいけど、そこは仮想空間で長居してはいけない場所なのです。
自分をコントロールできる大人の皆さんは心配いらないと思いますが、
子供をスマートフォンやタブレットと2人きりにしてはいけない気がします。