こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
気にはなっていても勇気ときっかけがないと、なかなか入れない場所があったとしたら。
そもそもここは、懐かしいと言うには歴史がありすぎた。
昭和ブームって知ってる?
実はここに行きたいと言い出したのは高校生の娘、「お母さんが一緒に行ってあげよう、昭和でしょ?まかせてよ!」くらいの勢いで昭和ナツカシ館の前まで行ったけど…
【近くにいます電話してください】と張り紙が。
さすがに電話してまで面倒くさいな、なんて思いながら扉を開けたらカギはかかっていなくて、店主さんが迎えてくれた。
瞬間タイムスリップそこは…まだ私が生まれていないくらい昔の昭和、目の前に息をのむ大展開。
昭和30年代、なんてセンチメンタル!
まずは券売機で入場券を買おう。
私と娘で500円。
触って試して遊んでOK、撮影もOK「さ…触っていいんですか?そしてスマホにおさめても?」
店主さんといろいろお話させていただいて、写真まで快く撮らせていただきありがとうございます!
店主さんは昔、帯広の街中で喫茶店を営んでおり、少しずつ昔の物を集め始めたんだとか。
ここにあるのは一部で倉庫にまだ2万点ほどの昭和の宝物が眠っているそう。
テレビ局からの取材のオファーもいろいろあると目をキラキラさせてお話ししてくれた。
昭和は細く長くブームが続いているけど、必要ない物を捨てて身軽になることが昨今ブームでもある。
捨てられなくてよかった、よくぞ残っていてくれたと思うような懐かしい気分になる玩具や雑貨。
「これ昔うちにあったやつじゃない?」みたいな何とも言えない懐かしさ。
そしてここは昭和の懐かしいものを集めているだけではなく、十勝帯広周辺の歴史も色濃く残してくれている、もうほんとエモいなんてもんじゃない。
カオスすぎる、もうミニマリストとかシンプリストとかとりあえず今ここにいる間は忘れよう、キャラメルのケースたちに会えてよかった。
そしてキャラメルを包んであった包み紙を綺麗にたたんで残してあるのを見たとき、何とも言えない気持ちになった。
あなたにとっては不用品でも私は昭和の貴重なコレクションです。
強い意志を持った牛乳瓶たちもそう言っている。
バニラブルー、雪印アイスのふたには50円と書かれていた。
パイセンですって?
「お姉ちゃん小学校どこ?」
「かしわ。」
「よう、後輩!おじさんも柏小学校。」
左から2番目の帽子には柏小学校の紋章が。
これを持って小学校に訪問なども行っているとのこと。
伝えていかないと忘れられてしまう歴史もある。
私が古き良き昭和モノたちに見惚れている間、娘は何かの雑誌の付録らしき辞典を一冊読んでしまったらしい、本当にこの人本が好き。
私は柏小学校の出身ではないから仲間には入れないけど。
時代は違っても同じ小学校に通っていた2人は、たしかに先輩後輩だ。
昭和ナツカシ館’sphoto&video
「貴重品は番台へ」「お互いに盗難に注意しましょう」なんかいいよね、自己責任とか言われない時代。
スポンサーも懐かしい。
見たことがあるようなないようなキャラ、名前なんだっけ…?出てこないよ。
トッポジージョはイタリア・ミラノ生まれのネズミの男の子で読書中、でも目線は宙を見ているのでどうやら読んでいない。
オルゴールは自分で鳴らしてきて、サルもねじ巻いたらものすごい勢いでシンバル叩く。
ここはオルゴールの数もすごくて、オルゴール博物館も開けそう。
牛乳石鹸良い石鹸、明治キャラメルも森永キャラメルもいろいろ飾ってある。
まずはピンクレディーを見つけてみて。
ヒント:UFO
温度計約30℃、汗が滝のように流れるけどなかなか帰れない、気になるものがありすぎる。
キャラメルの箱はまだまだたくさんあります。
レコード!
この形態で打てる人がいるのかどうか?
もうきりがないくらいの素敵なモノたち。
カオスすぎて伝えきれないのでここからは映像でどうぞ。
カニの家の看板見つけられたかな?
ものすごい濃い空間。
エモいっていまだよくわからない人は絶対行ってみて、入ってみたら理解する。
モノの量も、情報量もとにかくすごいから覚悟して。
昭和とは?
あなたのアンテナには何が引っかかるか楽しみね!
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