こんにちは、ピスチコ(pis_chiko)です。
以前私が書いた文章に猫の友達が出てくるやつがあるんですが、「覚えている方いらっしゃったら、挙手お願いします!」
あぁ、何人かいらっしゃる…ありがとうございます。
あの話に対する周りの反応があまりにあたたかくて。
私は自分の体験を少しは書いてもいいかなと思いはじめました。
だけどこういうのは「コイツおかしい」って思われてまでさらけ出すものでもないし、人に共感してもらえなくても生きていけるし、むしろこういう力を自分でコントロールできなくなるのが一番怖いです。
祖母から隔世遺伝して私が娘へ引き継いでしまったもの
赤ちゃんの時から娘はものすごく育てやすい子で、のちに息子が生まれ、私はそれを思い知ることになる。
泣いていたのに勝手に泣き止み機嫌がよくなることも多く、そんなときはいつも天井の何かを目で追っている。
霊感やスピリチュアルからもっとも遠いところで生きてるダンナが、ある日ニコニコしながら言った「○○(娘の名前)はいったい何が見えているんだろうね?」。
私には見えはしなかったけど危険な感じはなく、娘が何かを目で追ってるときはむしろ部屋の雰囲気が柔らかく感じた。
娘がつかまり立ちをするようになって、寝ている時よりもよく目の動きがわかるようになり、どうやらその何かは飛んでいるもののようで、娘はそのうちその何かに対して優しい顔でほほ笑むようになる。
3歳になった頃「○○ちゃんはいつも何とお話してるの?」と聞くと「ん?妖精さんだよ。」と答えた。
そのころから胎内記憶を語りはじめ、男の子と一緒にいたから次は男の子が生まれてくる。
お父さんとお母さんの所へは自分で選んできたと。
生まれる前にいたところの話、描写がすごくて作り話とは思えなかった、そしてのちに知り合うお子さんに胎内記憶があったという方の話と、面白いくらい一致していて驚いた。
そして今となっては妖精が見える人は他にもたくさんいて、そんなに珍しいことでもないとわかる。
ピュアな人にしか見えないんだろう、私はどちらかというと恐ろしいものしか見てきていないのでちょっと娘が羨ましい。
祖母と私、娘にある共通点を一言でいえば「繊細」、それは良くも悪くも本人たちも知らないうちに。
こういった力は遺伝する「血」なのかなと思う、そして女性に多い。
自己投資とブレスレット
最近ある方に「ピスチコさんって霊感とか興味あります?」と聞かれたので「時と場合かな?」と答えると「私、パワーストーンが好きなんですよ興味あります?」と続いた。
パワーストーンは大好きだ。
東京に住んでいた高校生の頃、ネイティブ・アメリカンのインディアンの友達がいる女性が、アメリカで買い付けてきた石にハマっていた。
彼女との出会いは今思えば不思議で、その日私は住んでいる駅とは違う駅になぜか降り立ち、改札を抜けてあの小さなパワーストーンショップを見つけることになる。
彼女の取り扱う石の力はすごくて、私はそのエネルギーに惹かれてたどり着いたのだと思う。
信じる信じないではなく、どうしようもないエネルギーを感じてしまったから。
帯広に帰ってきてからもDMに一言添えて送ってくれた、セールの時期に合わせて東京に会いに行ったりもしたけれど最近連絡していない。
彼女の話は長くなるので「パワーストーンって興味あります?」にモドリマス。
「実は最近聞いた話なんですが見える人がやってるパワーストーンのお店があるみたいで、知ってます?」
「見えるって何が見えるの?」
「何が見えるんでしょうね?オーラとか?」
「鑑定してくれたあとに、その人にあったパワーストーンのブレスレットを作ってくれるんですけど、私はあきらめました。」
「え?なんで?」
「金額調べたら、ちょっと無理で…10万って。」
「10万か~それはたしかに考えちゃうね。」
友達にその話をLINEしたら「詐欺じゃね?」と返ってきた。
個人的にはいったい何を言われるんだろうという興味のみで、今はそういうのを必要としていない。
だけど、その人が何かから解放され自信を持って生きていけるアイテムが、パワーストーンのブレスレットという形で手に入るなら決して高くはない気がする。
世の中には資格を始め様々な自己投資があるから、そういうものに10万円出すか出さないかは個人の価値観の問題でしかない。
人生の深みにはまりにっちもさっちもいかない時に、私だって必要になるかもしれない。
なんだか私はこの話を聞いて、いつも自分が子供に伝えている言葉が、子供をコントロールするための言葉のように思えてきた。
「勉強しないと将来困るよ。」とかあのアバウトな感じ。
勉強が嫌いなら、他をみつければいい。
悪い点のテストを見つけた時、言うことを聞かない時、ついつい「○○しないと大変だよ。」と注意喚起しているけどあれって正しいんだろうか。
そういう心理でスピリチュアルなところに投資したら後悔する。
霊感商法の話によくある壺になってしまうから。
自分が弱っていると思ったら休養、スピリチュアルは心が健康な時に限る。
祖母との死別そして暴走
私が高校2年生の時祖母が亡くなった。
幼少のころからいろいろと見てきたけど、祖母が死んでから私の見る・見ないのコントロールは難しくなって、そこから20代前半まではほとんどそのことに気を取られてきた。
どうしても彼に憑いているものが嫌で、言わなきゃいいのに伝えてフラれたこともある。
毎晩嫌でも始まる幽体離脱。
眠れない日々で散々な高校生活。
寮を出て一人暮らしを始めて、猫の友達が1匹できた。
ラジオの周波数に似ているあの感じ。
自分の中で周波数をコントロールできれば見なくて済むのに。
それができなかった。
色々教えてくれた祖母がもういないのに、私はどんどん厄介になってる。
そんな私を一緒にいるだけでニュートラルな状態に導いてくれたのが親友のRで、彼女と一緒にいると一切見ることはなく、彼女の家に泊まった夜何年かぶりに熟睡して、24時間眠り続けた。
何も聞かないでいつもそばにいてくれてありがとう。
思春期に異様にスピってしまったけど、今ではすっかり落ち着いて。
気が向けばネタにする、たわいない昔話になりました。
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